ダイエットにオートミール?

オートミールの写真 体のケア

オートミールの写真

最近流行りのダイエット方法に、オートミールへの置き換えダイエットがある。

これは、白米やその他のパンなどの主食の代わりにオートミールを食べようというもの。

特に最近は、「筋肉を増やす」のが流行っているようなところがある。ジム通いやプロテイン・ドリンクも人気。そんな世間の流行りにタンパク質が豊富だというオートミールも合致したのかもしれない。

オートミールって、そもそも何なの?

オートミールとは、燕麦(えんばく、オーツ麦ともいう)を脱穀した後、調理しやすく加工したもので、アメリカでは加工の仕方でROLL(蒸した後に押しつぶしたタイプ)やQUIICK(細かくカットしてあり調理時間が短縮できるもの)などがある。

オートミールが注目されているのは、こんな理由から。

白米と同様な食べ方が出来るのに、①オートミールは白米に比べて、植物性たんぱく質が約2倍、②食物繊維が約20倍。しかも不溶性と水溶性の両方の食物繊維含めため、不溶性食物繊維に便秘解消の効果が、水溶性食物繊維が血中コレステロールを排出させる効果が期待できるからだ。さらに、③カルシウムや鉄分等という不足しがちなミネラルも多く含まれていていいことだらけ。

このうち①は、「タンパク質をもっと摂取したい」という人に、②は便通のせいでダイエットに効果が出にくいという人に特に人気なのだ。

アスリートにも奨めたい食材だそう

私にとってオートミールが気になり始めたのは、東京オリンピック前のテレビの番組で、アスリートの食事についてのコーナーを見てから。

アスリートは、筋肉は増やしたいが糖質は押さえて余計な脂肪が体につくのは避けたい…ということでやはり普段の食事には気をつけている例えば…というような内容。レシピも紹介していて、その中でオートミールを使っていた。

その後、ネットでもテレビでも「オートミールでダイエット」みたいなタイトルを見かけるようになった。白米に比べて、糖質を抑えてタンパク質を摂取できるのではやっているらしい(もちろん食べ過ぎは厳禁)。

あいにく、私の場合、幼少期に食べたオートミールが口に合わず、「まずかった」というイメージが脳裏に焼き付いてしまっていた。あれはたしか、アメリカ土産として父親がもらってきた箱入りのオートミールだった。それを父親が料理したのだが、何の味もつけていなかったので、いわゆる「オートミール粥」だったのかも。子どもにとっては食べつけない風味の糊みたいなものだった。

しかし、最近のオートミールの食べ方は、必ずしも「粥」として食べるのではないようで。ハンバーグなども作れらしく。

私のように苦手意識がある人は、まずそういうレシピから試して、風味に慣れたところで置き換えに挑戦してみるのもいいかもしれない。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました